一日目 到着~ホテルへ



>> Flights to Malta

 マルタまでは、エミレーツ航空ドバイ経由で到着。途中、キプロス島のラルナカ空港で乗り継ぎがあり、マルタまで行く乗客は機内で乗客の入れ替えを待つ。キプロスを発った後は3時間くらいだろうか。眠ったり起きたりしていた私の眼下に、独特の色合いを持つマルタの島々が見えてきた。

 国際線の飛行機では、通路側のほうが食事や移動の際に便利だけれど、離着陸のときの景色だけは窓際の圧勝だ。寝ぼけまなこに多分ゴゾ島であろう、この海岸線が見えたとたんに、無意識でカメラを取り出し、撮影体勢に入った。

 上空から見るマルタは、全体がカフェオレのような色をしていて、森林に覆われた日本とは全く違う表情だ。乾いた石灰岩の大地に成り立つ国家というのが、よくわかる。
 さらに海岸線の特徴として、このように切り立った崖も多く、出発前「マルタはビーチが殆どない。荒波に削られた岩の海岸ばかりだ」と、記事で読んだのをなるほどと思い出した。
 そうしているうちに、飛行機は降下を続け、やがて「ルア空港」へランディングとなった。


 空港に降り立ち、まずは燦々と降り注ぐ陽気な太陽と、カラッと乾いた風が「ああ地中海地方へ来た」、という先制パンチ。次に、タラップを降りてバス移動というワンステップが「田舎ですよ、ここは」という、バカンス気分を盛り上げてくれる。乗客もほぼヨーロピアンで、同じリゾートでもハワイとは「外国度」が違う(笑)さすが何度も乗り継ぎした甲斐があったというものだ。

 この後、空港建物内で入国カードを書いて、ネット予約した「Malta transfer」(往復14ユーロでタクシーの1/3)を探すも、カード持って立ってるオッサンの中には見当たらず。途方に暮れていると、親切なおじいちゃんが「彼らは出口の外にいる」と連れて行ってくれた。
 取りあえずドライバーにバウチャーを見せて乗車できたが、マルタ式というか、空港に到着した人間の数が集まった時点で、バンに混載でホテルに輸送するシステムらしい。そのため出発まで30分ほど待たされた。確かに安いが、時間を気にする人には不向きなサービスだろう。


>> Hotel Park at Sliema

 空港から、ジローラモ似のドライバーがビュンビュン飛ばすメルセデスのバンに乗り、初めて見るライムストーンの街並みに「おぉ~」と感動しているうち、ホテルに到着。「Park Hotel」という一応4つ星のホテルで、首都Valletta(ヴァレッタ)から湾を挟んで対岸に位置するSliema(スリーマ)という街にある。
 ここで「一応4つ星」と書いたのは、マルタは観光局のホテル星付が非常にアバウトで、他のEU諸国レベルより星1~2個くらい落として考えた方がいいからだ。

 果たしてこの「Park Hotel」も、インターネットで紹介されていた豪華な写真とはうらはらに、日本の安いビジネスホテルから愛想を差っぴいた程度のものだった。(わかっちゃいるが、毎回騙される)

 しかし、地味な外装とボロっちい廊下にしょげていた私の気分は、部屋に入った途端に↑↑↑にシフトした!


 古臭いガチャ鍵で開く、重いドアの向こうには、何やらダダ広い空間。うむ、部屋が複数あるようだけれど…確か頼んだのは予約サイトで一番安い(なんと一泊45ユーロ)、ダブルのシングルユースだったはず。
 でもフロントはちゃんとバウチャー見たし、私の名前入りのウェルカムカードも置いてあるし、どうやらここで良いらしい。うわー、ちょっとラッキー。ドイツのホテルなんて値段は倍で、身動き取れんほど狭かったのに。田舎、ばんざい(笑)

 そうとわかれば、お子ちゃまだもの(笑)荷解きの前に撮影大会しなくちゃね。

まずは入り口から入った所。本物の石貼りの床が一面に続き、一番奥がリビングルーム。日本で言うと1LDKだけど、ヨーロッパの建物はとにかく天井が高いので、同じ面積でも広く感じる。でもって、ちょっと気になる左手側の扉。昔のマハラジャのVIPルームみたいなのを、レッツオープン。


 あらまあ!あらあらあら。ベッドルームが鏡張りのドアの中から登場。値段が値段なもので、軍の病院みたいなベッドを想像していたけど、こりゃーゆっくり休めそうだ。スプリングもフカフカで(ちょっと日本人には柔らかすぎるかもだけど)、ダブルというよりクイーンサイズ。ちなみにスライドドアの鏡は、内側が普通で表が模様入り。広さは8畳くらいかな。



 こっちは奥に進んだリビング。10畳くらいのスペースに、3人がけのソファが二つ。あと二人、余裕で泊まれるじゃないか、などと貧乏な頭で考えてしまう。さらに、この手前に4人用テーブルセットと書き物机、テレビボード。
  そこから入り口側に振り向くと、大きなクローゼットがあって、アイロン台とかリネンウォーターとか、ヨーロピアンなハウスキーピング用品が入ってる。

 靴箱も、この中に。金庫もドロワーもあって、リゾート地に長期滞在する地域のホテルって感じがする。家族で泊まっても、たっぷり収納できるし、サーフボードやカヌーなんかも持ち込んで収納できるそうだ。後で見取り図を確認したけど、この部屋はホテルで2番目に広く、単身者向けストゥーディオの2倍くらいの面積があった。


 さらに、小さいながらもベランダがついているのも評価したいところだが、いかんせん眺めがこれでは(苦笑)

 Sliemaのホテルは、その多くが美しい海岸線に沿ったタワー通りと呼ばれる遊歩道に面しているが、ここ「Park Hotel」は残念ながら一本裏通りに当たる。つまり、このベランダから見える建物が、海側の表通りに面しているわけだ。まあ、道一本だけなのでメインストリートへのアクセスは全く申し分ない。かえって騒がしい酔っ払いの声が聞こえない分、ゆっくり過ごせるメリットがある。

 さて、この他の設備は追々紹介するとして、日暮れまでにはまだ時間があるので、近所をぶらっと散歩しながら、美味しいディナーにでもありつこう。




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